雨のお伊勢参り

 久しぶりに、3連休が取れることになった。このまま普段の休みのように、グッタリと過ごすのはもったいない気がして、思い立って伊勢神宮に行くことにした。k-ogasaは、十数年前に行ったことがあるが、パートナーは行ったことがないと以前から聞いていたので、行き先に迷うことはなかった。

 天気予報は曇りと出ていたが、二日間ともあいにくの雨。気温が下がらなかったのが、せめてもの救いだった。外宮は「陰」、内宮は「陽」の場所。陰鬱な外宮から、陽気な内宮の順番でお参りする方が、気持ち良いのだそうだ。伊勢市駅前に宿を取ったので、近いこともあり、外宮からお参りする。

a-20120422 外宮1.jpg a-20120422 外宮2.jpg

 雨のせいか、参拝客も少なく、観光地のような気がしないものの、でっかい鳥居が、日本で一番の神社の風格を醸し出していた。参拝を終えた人びとが、この鳥居をくぐると、くるりと拝殿のほうに向きを変え、最後の一礼をして帰る姿が、印象的である。日本人の中にある敬う心が、こんなところに自然に現れていた。
 k-ogasaも鳥居をくぐり、境内に足を踏み入れると、大きな木々がうっそうと茂り薄暗い。確かに「陰」の場である。そんな薄暗い中、新緑のカエデの葉が、目に飛び込む。みずみずしい緑が、実に明るく美しい。

a-20120422 外宮4.jpg

 外宮は、他の神社とは違ってきらびやかな拝殿などはなく、苔むした拝殿が、厳かなた佇まいでそこにあるだけである。

a-20120422 外宮3.jpg

 外宮はそれほど広くはなく、ゆっくり巡っても1時間ほど。写真撮影などしながら、ゆるゆると巡る。途中でパートナーが見つけたカタツムリなども、パチリ。

 a-20120422 かたつむり.jpg

 翌日、伊勢市駅からバスで30分ほどの内宮に向かう。内宮は、敷地も広く開放感があり、参拝客が行列をなしている。「陽」の場所だというのも、うなずける。

a-20120422 内宮2.jpg a-20120422 内宮1.jpg

 境内は、樹木や植物の手入れが行き届き、敷き詰められた苔が、そぼ降る雨に濡れて、とても美しい。晴れた日の気持ち良さも素晴らしいが、雨の日の緑も、とても美しいと思う。

a-20120422 内宮3.jpg

 桜は終わってしまったが、ツツジや他の花々が、緑に彩を添えていた。撮影には不向きだが、雨でしかできない風景の撮影にチャレンジ。ブロワーでレンズの水滴を吹き飛ばしながらの撮影となった。

a-20120422 内宮4.jpg

 さすがに歴史の長い場所だけあって、たくさんの大木に出くわす。風日祈宮(かざひのみのみや)に向かう鳥居の柱と、その隣の木。この木の何倍もの太さの木が、そこかしこにある。苔なんかも、ビッシリで、長い長い時間が流れたことが伺える。

a-20120422 内宮5.jpg a-20120422 内宮6.jpg

  結構ビシャビシャと降る雨の中、最後は「正宮」。石段を登ったら撮影禁止なので、下からの写真で。

a-20120422 内宮7.jpg

 雨振り、かつ、ピンボケ写真で申し訳ない。雰囲気だけでも伝われば。
 たくさんの参拝客でごった返す内宮は、外宮のような厳かさよりは、賑やかさのほうが勝っていて、まさに「陽」の場であった。来年は式年遷宮の年とのことで、新しいお社の工事が隣で行なわれていた。たくさんの人でごったがえすのだろう。

 パワースポットの持つ、普段とは違う雰囲気に包まれて、やはり来て良かったと思う。ただ、雨の中を歩き回ったせいだろう。帰って来て、夜に焼酎のお湯割りをちょっと飲んだら、すぐに酔いつぶれてしまった。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント