十和田・奥入瀬紀行にいってみた(その2)

 先週の十和田湖に続いて、今週は奥入瀬渓流の撮影旅行の様子を紹介しよう。

 奥入瀬渓流の魅力は、その複雑な流れと、様々な滝の面白さである。

20120922 奥入瀬渓流1 20120922 奥入瀬渓流2

 大小様々な岩に裂かれるように、右に左に下に方向を変えながら流れていく。

20120922 万両の流れ

 そして、倒れた木々を洗うように、長い時間をかけて成長した苔やシダに命の水を与えながら、流れていくのだ。

 奥入瀬は、蛇行しながら流れていくメインの渓流のほかにも、木々の間、いたるところを水が流れている。全く別の方向から水の流れる音が聞こえてきたかと思うと、滝が現れる。

20120922 寒沢の流れ

 寒沢の流れ。層になった岩を、何段も何段もリズムよく、飛び跳ねるように水が流れてきては、道の下を通って、合流する。左右から、色いろな流れを集めて、少し大きな滝になる。

20120922 銚子大滝
 銚子大滝。豊かな水を叩き付け、水煙を巻き上げて、シダを潤し、ゆっくりと流れを下っていく。広がっては集まり、分かれては結び、大小の流れを集めながら、ゆっくりと下っていく。

 しばらく渓流脇を歩く。突然、頭の上から胡桃の皮らしきものがと落ちてくる。小動物が、木の上から落としたのか、乾燥して自然に割れたのか。
20120922 白布の流れ
 遠くから、小さな水音。白布の流れ。立ち並ぶ木々の間から、たおやかな水の立ち姿がのぞく。
20120922 雲井の滝
 また遠くから、今度は大きな水音。雲井の滝。圧倒的な水量と落差が生む、迫力のある男性的な滝。

 奥入瀬は、少し前まで、もっと人の身近にあった豊かな自然が、ぎゅっと凝縮されたような、そんな風に感じている。その感じ方は、k-ogasa のノスタルジーなのかも知れない。それはさておいても、秋の紅葉、初夏の新緑、静かな時間、綺麗な水の流れ。一度は、実際に行って、見て、感じて欲しいと思う。良いものは、良いのだ。

 なお、十和田湖周辺の宿は、今はお勧めしない。サービスの質が落ちていて、がっかりするだろうし、そんなことで、十和田・奥入瀬の良さを、台無しにして欲しくない。それよりは、少し距離があり、時間がかかるが、青森や弘前、大館といった地方都市のビジネスホテルの方が良いと思っている。
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