アーティストフェスタ in MAKUHARI に参加してきました

 5月29日(土)・30日(日)、千葉市の幕張メッセで行われたアーティストフェスタ in MAKUHARI に参加してきました。年に2回、東京都の亀戸で開催される mixture creators' marketとしての、臨時開催という感じです。

 さて、今回の重要キーワードは、忍耐と交流です。

 第一キーワードの忍耐は、初日土曜日の朝から始まります。
 土曜日の朝、起きてみると、天気予報どおりの曇天。朝食を終えると、霧雨。参加したものかどうか迷っていると、

「開催準備はしますので、参加するかどうかは、出展者の判断に任せます。」

 とのメールが、主催者から届きます。現実には、この時点で参加を断念された方もいらっしゃったようですが、行くだけ行ってみるかということで、パートナーと二人、幕張メッセに向かいます。会場に着くと、参加予定より少なかったものの、既にブースが出来ていました。こちらもさっそく、設営にかかります。これが完成図。苦労して作った看板などは、いい感じなのですが、透明しおりのディスプレイが、かちっと決まらず、困ったときのガムテープということになりました。



 設営が終わったあたりで、また霧雨が降り出します。このまま続けようかどうしようか、出展者同士が、ケータイで天気予報を見ながら相談しますが、また雨が上がり、中途半端な状態が続きます。ここから本格的な忍耐が始まります。

 風が強まり、体感気温がさらに下がりました。屋内で開催される旅フェアには、たくさんの来場者が来ていますが、早く暖かい所に行きたいと、足早に会場へ、あるいは駅へと去って行き、出展ブースには足を向けようとしません。気持ちは良く分かります。我々だって出展料を払ってなかったら、そうしたいところです、ええ。
 スタッフの皆さんは、こんな中でも、少しでもお客さんに足を留めてもらおうと、呼び込みをしてくれています。本当に、お疲れさまです。

 しかし、努力しても天気には勝てず、どうもお客さんの来店が望めないと開き直った出展者が、3人集まっては情報交換を始めました。第二のキーワードの、交流です。

 出展イベント情報や製作の苦労話、来場者数1万人を超えるとニッチな商品でも売れるようになるという微妙な情報、かなりマニアックな淡水魚飼育の趣味の話題から、何を買おうか迷う出展者さんの子供さんに、人生を語るk-ogasa、それはそれは、ありとあらゆる話題が飛び交い、これまでにない、和やかでとても良い経験です。アーティストやクリエイターを志す人は、大抵逆境を経験しているものなので、こんなときでも楽しむすべを持っているのでしょう。人間の強さなのかも知れません。また、基本的にカドの取れた方が多かったせいで、製作に関する意見の衝突から、つかみ合いの喧嘩に発展するなんていうことも、もちろんありませんでした。

 前日の忍耐を経験すると、人間は環境に適用するらしく、日曜日の曇天・やや風・肌寒さくらいなら、苦になりません。お隣の麻ひもバック屋さんの子供さんが寒さに震えていたら、ウィンドブレーカーを貸してあげるくらいに、心にも装備にも余裕があります。
 また、土曜日に交流のあった出展者さんとは、自然に会話も進み、至極和やかな雰囲気です。こうでなくてはいけません。

 それより何よりありがたいのは、日曜日は、旅フェアの来場者が、出展ブースに足を運んでくれることです。ブースの並びを工夫して、奥のほうへの向かう流れを作ったこと、お腹と背中にmixtureの看板を下げたサンドイッチマンが、呼び込みを行ったこと、拡声器を使って、各ブースの紹介をしてくれたことなど、スタッフの創意工夫が随所に見られ、成果が上がっているのです。エクセレント/すばらしいという意味です。

 k-ogasa的にも、看板効果で、ポストカードに視線を向け、立ち止まって読んでくれる人が増えたことが、実感できました。販売には、あまり貢献しなかったのですが、そこはそれ実力ということで。
 さらに嬉しかったのは、リピーターさんの登場です。前回の亀戸mixtureでもご一緒した作家さんが、

「新作はないんですか? 母に買って行きたいので。」

 と言って下さったことです。もちろんありますよ。しかも、お母様にぴったりの「人生がんばってる系」が。嬉しくて、購入のおまけとして、これも新作の「お母さんありがとうカード」を付けさせて頂きました。

 この頃になると、暖かい陽も差すようになり、この世界の何もかもが優しさに満ちているような、そんな錯覚に陥ります。ええ、錯覚です。

 さて最後は、mixture creators' marketのスタッフの方々との交流で、締めくくりです。
 土曜日の受付の時に、いきなり本名で呼ばれて、実はびっくりしました。知らない間に記憶に残るくらいの何かをやらかしてしまったのだろうか、とか、時代がやっとk-ogasaに追いついてきたんだろうか、とか、いろんなことを考えてしまいましたが、何のことはない、申込みが一番最初だっただけ、というオチ。
 そんな話から始まり、mixtureの企画が本当に出展者に喜んでもらえているのだろうかといった、スタッフなりのお悩みもお聞きしてしまいました。k-ogasaの亀戸mixture出展報告が、そのお悩みにお応えしていたようで、癒し系共感詩人の面目躍如といったところでしょうか。改めて書きますと、k-ogasaとCanakoにとって、作品に対する正直な反応を感じられる場となっていること、様々嬉しい出来事が起こるイベントであること、スタッフの方々のがんばっている姿が感じられる大きすぎない規模であること、ですね。このスタッフの方々との立ち話も、クリエイト活動がいつもより余分に体にしみこんだような、そんな嬉しい交流でした。

 購入してくださった方、綺麗ねといって下さった方、目を留めて下さった方、交流してくださった作家さん、とても苦労されたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 おまけ。
 DOG BRUNAさんのワンちゃん、可愛いので、つい、撮らせて頂きました。これに詩をつけて、新作にできないものかと、思案中です。写真の出来がよければいいけど、さあて、完成までたどり着けるのでしょうかねえ。
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