ポスカ制作の七転八倒(その2)

 ポストカードは、写真に詩を載せるだけ、ってな考えでしたので、明るさやコントラスト、トリミング程度で仕上げていました。実際、そうやって出来たもののほうが、人気があるようです。
 でもでも、k-ogasaは写真がヘボなので、そんな作品はごくわずか。とにかく目に留まるように、より詩のイメージに合うようにと、加工することが結構あります。
 その過程を、「花色々」に続き、「飛んでいけ」でも紹介したいと思います。

  「飛んでいけ」(http://blog.goo.ne.jp/felix-1/e/a03454f8673502e221deefa3d00e962f)は、ケマンソウの形をハートと羽根に見立てた作品です。ですが、家族からは、赤ん坊を逆さに吊るしたようだとかいう、グロテスクなコメントも出ていたので、思い切ってハート型のカラーの花の写真に差し替えます。邪魔なシミも、この際修正してしまいます。
 
 これに羽を付けることにして、パートナーに羽だけ描いてくれと頼んだら、無言でバードウォッチング用鳥図鑑を手渡します。やはり、画家はただでは描かないぞ、ということでしょうか。
  仕方なく、図鑑を見ながら、ラフスケッチでイメージ作りをします。思いついたのは4パターンで、水鳥(カワセミ)、刺繍模様、コウモリ、昆虫(トンボ)です。
 絵心がないのが、実にバレバレです。コウモリの羽はそもそも形が違うだろうとか、昆虫の羽では飛ぶ時の音から間違っているとまで、子供から容赦なく突っ込まれます。

 
  
  自らの壁の前に立ち尽くしていると、パートナーが可愛い羽の資料を見せながら、しゅーっと描けばいいじゃん、とかイジメます。当然しゅーっと行くはずもなく、ぐにゃっ描いたところで、ペン画の限界を身にしみて感じます。

  とにかく壁によじ登ってみようと、普段使っているGIMPというフリーの画像編集ソフトのパス機能を使って、羽の形を作ります。パス機能をご存知ない方のために、大雑把なイメージだけ言うと、画面上の架空の電子針金を置き、それをマウスで曲げたり延ばしたりして図形を描くものです。ここでは、羽の形に曲げ延ばしし、その形の通りにソフトが直線や曲線を引いてくれます。
 試行錯誤の結果、なんとか見られる右羽になりました。
 これを反転・回転させ、遠近感を出すために、少し小さくして左羽にしました。

花と羽の色を合わせるために、カラーの花を明るくし、羽はカラーと同じ色を塗ります。また、詩を読みやすくするため、葉の部分は少し暗くします。 
 飛ぶ方向は左上なので、この動線を邪魔しないように、詩は右下に載せることにしてます。

  こんな家内製手工業を経て完成したポスカですが、明日アップします。まあ、笑ってやって下さい。
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