太極拳はつらいよ

 最近の太極拳修行は、動作を口で説明するというものです。人に説明するには、きちんと理解しないと言えませんから、動きを理解するのは、良い修行です。

 動作を口で説明しながら、他の人にやってもらうのですが、正しく動いてもらおうと思うと、細かく細かく言いたくなります。いくら動きがゆっくりの太極拳と言っても、一つの動作は、10秒もあれば終わってしまいますから、手はどうの、足はどうのと言っていては、到底言い終われるはずはありません。また、考えながら説明すると、頭の鈍さから、どんどん支離滅裂になり、そのうち、頭が真っ白になります。

 シンプルな言葉で伝える。マニュアルを作って、覚え込むことにしました。

20100926 太極拳ノート.jpg

 こんな風な、k-ogasa製太極拳ノートですね。作り始めると、型の数が多いので、なかなか大変。動作が終わるまでに、言い終われるかを試して、ダメなら直します。別室にこもって、ブツブツ独り言のようにやっているものですから、パートナーに不振がられたりもします。

 太極拳の世界共通語は中国語だとかで、型の名前を中国語で発音するというおまけ付きです。
 日本語にない「イ」と「ウ」の中間音の発音や、上がったり下がったりの4種類のイントネーションに、自分の限界を感じたり、鬼気迫る表情で真剣に教えてくれる先生に恐れをなしたり、自分の順番が回ってくると、緊張のあまり頭から煙が出たりします。

 体より、頭の痛い太極拳で、どうよ。

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